der Blaue Reiter

Gallery silencio支配人ブログ。個人ブログも兼ねているため、立ち位置のよくわからないブログとなる予定

Feuerwear part1

数回に分けてフォイヤーウェアのことを書きます。


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最初にフォイヤーウェアの作品を見たときは
ただただ、悔しかった。

何ででしょうね。
ヤられた!って思ってしまって暫く自己嫌悪に陥りました。
 
僕の仕事が消防設備業という事もあると思います。何でこれを思い付かないのかと。


まぁ、能力激低な僕なのでしょうがないんやけどね。


フォイヤーウェアが作品として素晴らしい点の1つに、素材そのものに既にストーリがあるということが挙げられます。

マテリアルは、消防車に積載され、消防士の訓練、実火災への消火活動などに使用された消火ホース。

タフであること。防水であること。火災から命を守ること。建物や財産を守ること。そして、町の歴史を守ること。

書き出すとキリがないのだけど、パッと思い付くだけでもそれだけの使命があります。


また、ドイツの消火ホースには、製造番号やホースが配置される町の名前、その他が印字されます。
作品は、それをデザインへと昇華させているので、素材のテクスチャーとしても同じものが一つとしてありません。



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耐圧テストに合格できなかったホースは、使用感、いわゆるヴィンテージ感のない綺麗な表情をしています。

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ガッツリ使われたであろうホースは、好き嫌いが激しく別れる表情となります。僕はこちらの方が好きなのですが、全く違うことがお分かりになると思います。

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次回に続きます。


ではまた。